柔軟性って必要なんだろうか。
ううん、必要だと思ってるんだけど、
ゆずらなさも必要で、そのバランスだ。
かといってバランスがよければいいというわけじゃなく、
バランスなぞよくないほうが魅力的だ。とわたしは思う。
バランスがいいなんて誰からも愛されてキラキラしてる。
そういうのは好まないし、好まない人たちが好きだったりするんだけど、
それでもそのキラキラが太陽かってくらいの
輝きというか光の強さや貫きがあるものは、
否応なく惹かれちゃうよね。
その強さがパンストックにはあったのだ。
パンストックの体験が(あれはまさに体験!)圧倒的すぎた。
福岡の文化なんだろうか、ドライフラワーとか木が
店内の天井に張り巡らされているのは清潔感がなくて好きじゃないんだけど
そんなマイナスからの導入だったのに
パンを見たらわーってなった。
なんだろう特に珍しい品揃えなわけでもなかったんだけど、
わーってなったのだ。
どこまで計算された配置なのかはわからないけど、
ハード系のパンが終わって角を曲がると
彩りゆたかなサンドイッチが目に飛び込んでくる。ワクワクしちゃうよね。
またテンションがだだ上がりして買いすぎる。
最後のクロワッサンも迷ったけど仕事だと思って買う。
結果、このクロワッサンにやられたのだ。
めちゃんこおいしかったのだ。
わたしのつくるのとは方向性がぜんぜん違うんだけど、
それでも嫉妬するおいしさ。やばーい。好きー。
パンストックの店主は本店にいるのだとばかり思っていたから
天神はどうなんだろうなと半信半疑(偉そうな!)だったんだけど、
途中で店主を見かけて、それでこのクオリティかと納得。
きっと本店は任せられる人がいるんだろうな。
人を育てるのも上手なんだ。
学ぶことの多い福岡。なかなか疲れる。
息ぬきになるかわからないけど、これから
松本では観られない哀れなるものたち観てきます。
Commenti