東京を完全に離れたと思っていたけど
コーヒーはコフィアでパンはラニスだ。
東京どころか下北すら出てない。笑
この前食べた、新しくなったラニスのスコーンが
すこぶるすこぶるおいしかった。
涙が出そうになるくらいしみじみと味わった。
出そうじゃない、実際出たのだ涙が(わたしはよく食べて泣く)。
いままでスコーンは自分のものがいちばんだし
(自分の舌に合わせてつくってるからネ)、
バターを使わなくちゃ満足できないと思っていた。
その概念をさらっとくるっと気持ちいいくらいにひっくり返してくれた。
全粒粉100%ではちみつと植物油。
なぜこれでこんなにおいしいのができちゃうんだろう。
粉を味わうという狙いにビシッと一直線で届いている。
なんだかおいしい、、、みたいなふわっとしたわたしのスコーンとはちがう。
やはり店主が天才なのだ。飽くなき探究心。
スコーンですらかなわないのか。
経験値も格もちがうからしょうがないのだけど。
お店のオープンが延びそうで、
試作できる時間がたっぷりとできた。
ポンコツオーブンなのがやる気を削ぐんだけど、
そんなことは言ってられんぞ。喝!