やまねフランスのお菓子の方向性ははじめから定まっていて、
でもそれが松本だと難しいということが
まぁなんとなくわかっていたのだけど、
ここ半年過ごしてみてそれを身に沁みて感じています。
やまねフランスのキーとも言えるフレッシュなくだもの。
その、ひとつのくだものの出回る時期が松本では短いのです。
東京だったら南は沖縄から北は北海道まで
くだものの旬が北上していくのに合わせて
仕入れも北上していくから、ひと種類のくだものを手に取れる期間が長い。
嗚呼、オオゼキが恋しい。
オオゼキにつながるだけでいいからどこでもドアがほしいなんて
アホなことを考えてしまう。
そういうわけで、
くだものに頼るお菓子づくりから
考え方を広げたお菓子づくりへと変革を余儀なくされている。。。
なんて書くと堅苦しいけど
いままでやってこなかったナッツ系やクリーム系、
追求したい素材はたくさんあるのです。
ただフィナンシェとかTHE焼き菓子屋なお菓子はつくる気が起きず。
買って食べるのは好きなんだけどね、
なんとなくやまねフランス向きじゃないよなと思ってしまう。
そういう意味ではカヌレもそう。なんだけどなんだけど
カヌレはただただ自分が食べたいというだけで
つくることにします。むふふ。
あとはプラリネ好きだから、ナッツとキャラメルの組み合わせで
いろんなお菓子を試しています。
とはいえ、くだもののジューシーさを活かしたお菓子という
やまねフランスらしさは失いたくない。
東京でやってきたことをそのまま
松本でもやっていく努力はするつもりです。
シン やまねフランスはなかなか楽しいことになりそうです。
最短で5月末。中部電力さん、もっとはやくできないですかー。
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