今日は朝からすっきりと晴れて、遠く乗鞍岳がくっきりと見えた。
白と青のコントラスト。
昨日の雪とは打って変わって、なんとも清々しい朝。
くるくると表情を変える山のおかげで、日々の機微に敏感になる。
自分の気持ちの澱にも気づくし、気づけるからこそ流すこともできるというもの。
そんな朝のスタートだったのに。
試作したチーズケーキを親族の女子会に持って行った。
みんなおいしいと食べてくれているのに
ひとりぶすっとした顔で納得いかない様子。わたしだ。
結局誰かがどんなにおいしいと言ってくれても(それが信頼している誰かだとしても)
自分が納得できないと前に進まないし、
そもそもその段階で人に食べさせるべきじゃない。
べき子は嫌いなんだけど、あえて言う。べきじゃないぞ、やまね。
なめらかで心地よい酸味でなんとも魅力的なチーズなのにな。
どう改良すべきか悩む。
そもそもオーブンが…、アイツでは味見の俎上にもあがらせられない。
家で試作できるお菓子に限界があるのだな。
はやく愛しのオーブンちゃんに会いたい。
高温でみしっと水分を閉じ込めて焼きたい。